そもそも…
国家資格…
看護師
そもそも高校3年になって進学決めなきゃいけなくて、どーしよーかなーって…
夢も、なりたいものもなかった私。
なんとなく保母さんって言う職業に憧れてたけど大学なんて行けるわけもないし
片親だし、まだ小さな弟もいたし、おばあちゃんいたから、進学なんて夢の夢で(ちょー貧乏で母親が作った借金があったし)地元に残って働いて母親助けていかなきゃいけないだろうなぁーという漠然とした使命感⁈
進学室にある求人広告パラパラ見て、
ふーんこんな感じかぁーって現実感も何にもなかった
私が高校卒業した時代は
素晴らしいバブルというのが弾けきって
ちょー就職難と言われている時期…高校生の就職なんてほんと厳しかった。みたい…数が少なくて…
就職かぁーって考えてたけどなんだかピンとこない。
その頃、テレビで結構さかんにやってたのが
看護婦24時的なテレビ番組
純粋に素直にカッコイイなぁ〜
白衣の天使かぁーー
うん⁈良いじゃん白衣の天使!
看護婦さん!うん!看護婦さんになりたい!
でも大学⁈学校⁈どーすれば良いのかな⁈
どーせお金とか無理だろうなぁーと思いながら、担任の先生に聞いてみた
「先生、お金とかかからずに看護婦になれる
方法とかあるんですか?」
うちの家庭環境とかよく知ってる先生だったから、うん!ってつぎの瞬間には職員室で、
『お礼奉公』って言う初めて聞く言葉を言われた
なんだそれ? よく聴くと、病院に就職して奨学金をもらう代わりに卒業したら病院で働くって言う貧乏人の私にはステキなプランだった。たまたま先生がその病院の採用担当の人と話をしてたみたいだった
それ良いじゃん〜嘘でしょ〜私でも看護師さんになれるかも〜って一気にテンション上がってもうそれしかない!!って
家帰って速攻母親に言って、相談っていうより
もう、そうしようと思ってる。って言う報告
それからはもうひたすら勉強するしかなかった。進学決めたのも遅かったし、私の部活は秋まで部活があったからみんなよりスタートはだいぶ遅かった。焦ってただひたすら勉強するしかなかった。まぁ、それまで勉強なんてテストで赤点取らなきゃ良いや、ぐらいだったから、人生で1番勉強したのはその時かな?
2番目はもちろん国試の時。
卒業間際、2月になるともうみんな学校なんて登校日以外は来ないんだけど、私は学校に通いまくった。先生に問題出してもらってただひたすら問題解いて、看護学校受かるように勉強した。